個人事業と法人の違い

　個人事業と会社の違いとは何かということを、皆さんはご存知ですか？？

　会社というのは「法人」です。

 　「法人」というのは、法律によって人格を付与され、権利・義務の主体となることを認められたものをいいます。

　つまり、人と同じように、ビジネスにおいて契約を結んだりすることができる人格ということです。

　個人事業の場合には、従業員を雇い入れ、ビジネスの規模が大きくなっても、契約を結ぶときなどは、代表者本人が契約を結ぶ必要があります。

　それが、法人になると、代表者本人である必要がありません。

　会社は1つの人格ですから、会社の契約という形で、代表者本人以外の従業員が、契約を結ぶことも可能なのです。

　個人事業と会社の大きな違いは、この点です。

　会社を設立せずに、個人事業のままビジネスを継続させるというのも１つの選択肢ですが、従業員を増やし、ビジネスをより大きくしていくことを考えるのであれば、会社を設立することを考えると良いのではないでしょうか。